婦人科がんの分子病理学と治療レジメン (Japanese Edition)
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内容
個別化医療に必須の知識である婦人科がんの病理組織学とその遺伝子異常について、本書の前半では簡潔に記載しています。後半は前著『婦人科がんの化学療法 基本方針とレジメン集 改定第2版』の内容を刷新して継承しています。優越性試験や非劣性試験の解釈の仕方を記載し、実臨床に役立つ臨床試験を紹介しています。また、単剤療法、併用療法に分けてレジメンを詳述しています。コラムをいくつか書きおろしました。オリジナルの図を随所に挿入しました。
目次
1. 婦人科がんの病理
1.1 卵巣癌と子宮体癌の免疫染色の傾向
1.2 卵巣癌の病理学的特徴
1.3 子宮体癌の病理学的特徴
1.4 子宮頚癌の病理学的特徴
1.5 その他のがんの病理学的特徴
2. 婦人科がんの遺伝子変異
2.1 Somatic mutations
2.2 Genetic mutations
3. 臨床試験
3.1 臨床試験の読み方
3.2 臨床試験ピックアップ
4. 単剤薬物療法レジメン
4.1 分子標的薬
4.2 プラチナ製剤
4.3 タキサン系製剤
4.4 トポイソメラーゼ阻害薬
4.5 核酸合成経路阻害薬
4.6 抗腫瘍性抗生物質
4.7 アルキル化剤
4.8 その他の抗がん剤
5. 併用薬物療法レジメン
5.1 CBDCA を含むレジメン
5.2 CDDP を含むレジメン
5.3 NDP を含むレジメン
5.4 プラチナ製剤を含まないレジメン
6. 薬物療法の補足事項
6.1 Adverse event
6.2 Anti-emetics
6.3 RECIST と奏効率